ゲッターズ飯田(げったーず・いいだ)/これまでに芸能界を中心に、6万人以上を占う。20年以上占ってきた実績をもとに、「五星三心占い」を編み出す
ゲッターズ飯田(げったーず・いいだ)/これまでに芸能界を中心に、6万人以上を占う。20年以上占ってきた実績をもとに、「五星三心占い」を編み出す
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“芸能界最強の占師”と呼ばれるゲッターズ飯田さんが、2021年はどんな一年になるかを解説する。

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 20年は今までいいとされてきたものがそうではなくなるような、価値観ががらりと変わる大転換の年でした。まさに新型コロナウイルスの感染拡大により、人とのつきあい方や仕事、生活様式などが一変しました。

 でもこれは新時代の幕開けとも言えます。もし今後、コロナ禍が収束したとしても元通りになることはありません。むしろ新しく、もっとよくなっていくはずなので、そのことを前向きに受け入れるべきです。

 今、不安を感じてしまう人が多いのは、新しいことが未知のものだから。数十年後に今を振り返った時、いい流れに変われたと思えるはずなので、不安な気持ちに引っ張られないようにしましょう。

 今までとは違った動きとして、例えばリモートワークという働き方が増え、ハンコを廃止しよう、などといった動きがあります。古い価値観や体制に執着すると、かえって自分がつらくなっていくので、ここは柔軟に新しいことを受け入れる方が吉です。

 21年のキーワードは「庶民的」と「人とのつながり」です。高級で贅沢なものよりも、庶民的なものや手頃なもので楽しむ流れにあります。

 また、変化のある時期だからこそ、自分のことばかり考えるのではなく、人とのつながりをより大切にすべきです。また、人への感謝の心を忘れないようにしましょう。

 占いは当たるかどうかというよりも、行動の指針として捉えてほしいと思っています。物事のタイミングやきっかけを与えてくれるようなものです。「人との出会いがあると占いで言っているなら、こんどあの集まりに行ってみよう」というように、行動に移すことによって、人生は変わっていきます。

「人とのつながり」に関しても、占いで相手を調べることで、つきあいのコツやヒントが得られるはず。ぜひ占いを上手に活用してみてください。

(構成/吉川明子)

週刊朝日  2021年1月1‐8日合併号