■事務所後輩・石原さとみが先に結婚したが
そんな彼女も2021年3月で36歳を迎える。同じ事務所の石原さとみが2020年10月に結婚を決めたばかりだが、彼女の未来も気にする声も多い。週刊誌の芸能担当記者はこう語る。
「綾瀬はるかさん、深田恭子さん、石原さとみさんといった“ホリプロ売れっ子三人娘”でいうと最年少の石原さんが真っ先に結婚したわけですが、綾瀬さんも深田さんも年齢的にはいつ結婚してもおかしくない。しかし、綾瀬さんはまだまだ仕事がしたいようで、今のところそんな噂は聞こえてきません。とはいえ、彼女が最初に女優としてブレイクした『世界の中心で、愛をさけぶ』からもう16年。そろそろ幸せになってもらいたいとはみんな思っているのではないでしょうか。ここまで第一線で安定して活躍し続けてこれたのは日本のエンタメ界でも珍しいことですし、本当に稀有な才能の持ち主だと思います。いまだにCM界でも引く手あまたですが、おそらく結婚してもオファーは減らないでしょう。いずれにせよ、あのずば抜けた唯一無二の透明感は年齢を重ねても衰えない。これからも主演作や大作のヒロインをどんどんこなしていくでしょう」
TVウオッチャーの中村裕一氏は、綾瀬はるかのただならぬ魅力を次のように分析する。
「デビュー当初こそ深夜番組で品川庄司と共演したり、引退をかけてダイエット企画にチャレンジしたりするなど、方向性を模索していた時期もありましたが、2021年の元日には国民的人気番組『笑点』の特番で大喜利司会を5年連続単独で務め、バラエティ番組にもぴったりハマっています。なにより『世界の中心で、愛をさけぶ』でブレイクしてからの安定感には目を見張るものがあり、ジャンルを問わずどんな役も自分のものにして、なおかつ彼女にしか出せない存在感と魅力を引き出している。非常にバランスのとれた全方位型女優と言えるでしょう。1月スタートの主演ドラマは、“究極の入れ替わりエンターテインメント”と銘打たれていますが、彼女なら往年の名作である大林宣彦監督の映画『転校生』や、近年のスーパーヒットである新海誠監督の『君の名は。』を超える芝居を見せてくれるでしょうし、今まで味わったことのない感動と興奮を与えてくれることは間違いないと思います」
奇抜な設定や役柄も難なくこなす、類まれなる女優力の持ち主である綾瀬。2021年もまだまだ人気女優としてのポジションは安泰のようだ。(藤原三星)