だしダイエットに成功した芸人の川島章良さん。レシピ本『魔法のだしパックダイエット』を出版 (事務所提供)
だしダイエットに成功した芸人の川島章良さん。レシピ本『魔法のだしパックダイエット』を出版 (事務所提供)
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工藤医師流痩せるだしの作り方 (週刊朝日2021年1月15日号より)
工藤医師流痩せるだしの作り方 (週刊朝日2021年1月15日号より)

 1年で18キロの減量に成功したお笑いコンビ「はんにゃ」の川島章良さん。ダイエットを挫折せずに継続できた秘訣とは。

「正月太り」に効く 工藤医師流痩せるだしの作り方はこちら

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 例年、年末年始は仕事が終わるのが元日の明け方3時とか。深夜に年越しそばやすしを食べ、自宅に戻って3時間ほど寝たら、元日の朝の雑煮。そこから実家に行って、おせちと、またまた雑煮(笑)。この時期はめちゃめちゃ太ります。

 食に関しては無茶苦茶で、若いときからおなかはぽっこりしていました。でも、腎臓がんになって、娘が生まれて、これは健康にならなきゃとダイエットを決意しました。

 だしを使おうと思ったのは、実家が京懐石の店をやっていて、だしソムリエ1級を持っていたから。だしなら余計な調味料はいらないし、だしパックの中身ごと食べれば、食物繊維も取れるなって思いついたんです。

 使うのは、かつお節と昆布とシイタケが入っただしパック。パックを破いて中身ごと使います。キノコ(シイタケ)が入っているぶん、食物繊維がさらに多く取れます。

 1年で18キロ痩せました。体は軽いし、よく動ける。フットサルでは今まで取れなかったボールが取れるようになったし、ゴルフでボールが崖にいっても、キツくなくなった。何よりうれしかったのは、娘に「デブ」って言われなくなったこと(笑)。

 僕がすすめるだしダイエットのポイントは、「無理をしない」。暴飲暴食はダメですが、ダイエット中でも、好きなものを食べています。だから、この方法だとガツンと痩せたりはできない。でも、それが長く続けられる秘訣(ひけつ)だと思っています。

週刊朝日  2021年1月15日号