綾瀬はるか主演のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)。綾瀬演じる正義感は強いがあわてんぼうな刑事・望月彩子と、高橋一生演じるサイコパスな殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わってしまうというストーリーで、2月14日に放送された第5話の世帯平均視聴率は13・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第1話が16・8%、第2話は14・7%、第3話が14・1%と、好調な数字をキープしている。
男女入れ替わった綾瀬と高橋の熱演が話題になっているが、彩子の後輩で、ゆとり世代の少し頼りない刑事・八巻英雄を演じている俳優・溝端淳平(31)の劇中での人気もじわじわと上昇中だ。緊張感のある展開の中、ちょっと抜けた感じの三枚目感も漂うキャラクターに癒される視聴者は多いようで、SNS上では、「他の若手俳優では、あのポンコツ感溢れる表情はできない」「後輩役やらせたらピカイチ」と称賛の声が目立っている。
「本人の言動からも憎めない後輩っぽさを感じますよね。以前、バラエティ番組で話していましたが、先輩に寿司屋に連れて行ってもらった時、鮮度が良い握りたての状態で寿司を食べたかった溝端。結局、先輩のトークを遮って寿司を食べて先輩に怒られたそうですが、なんだか憎めない素直さを感じます。一方、トーク番組では先輩である藤原竜也とのエピソードも披露しています。何でも、藤原は酔っ払うとアツくなって『上等だ、この野郎』と言い出すとか。これに溝端は、『そろそろ解散ですね。上等が出ました、そろそろ帰りましょう』と、それとなくたしなめるそうで、程よい距離を保っていることも伺えます」(テレビ情報誌の編集者)
そんな溝端だが、年齢の離れた先輩からも可愛がられている様子が分かるエピソードが。「THE突破ファイル」(日本テレビ系、2019年10月24日放送)に出演した際、吉田鋼太郎のことを師匠と思っていると明かしていた溝端。夜中、吉田の自宅に台本を持って押しかけ、稽古をつけてもらったこともあるそうで、これに吉田は「迷惑です」と言いスタジオを笑わせていた。また、時代劇の撮影が多い京都撮影所に行くと、ベテランのスタッフが「また帰ってこられたね」と、温かく迎えてくれるという(「女性自身」2019年1月21日配信)。