左から吉沢亮、高良健吾(C)朝日新聞社
左から吉沢亮、高良健吾(C)朝日新聞社
この記事の写真をすべて見る
ディーン・フジオカ(C)朝日新聞社
ディーン・フジオカ(C)朝日新聞社

「渋沢栄一といっても、なかなかなじみの薄い主人公かもしれませんが、好スタートを切れたのは、やはり女性ファンの期待が高かったからではないか」(テレビ誌ライター)

【写真】最近出演が決まったのは、NHK朝ドラでも“ブーム”を作ったこのイケメン

 吉沢亮(27)が主演を務める60作目の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)が初回から20%の高視聴率で発進、2013年の「八重の桜」の21.8%以来の大台スタートとなった。(平均世帯視聴率、ビデオリサーチ調べ、関東地区)

 吉沢演じる主人公・渋沢栄一は幕末から明治にかけて、銀行、保険、製紙、紡績、鉄道、海運、ガス、電気など約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」と呼ばれる実業家。時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、近代日本のあるべき姿を追い続け、高い志を持って未来を切り開いていく姿を描く。民間外交にも力を注ぎ、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれ、2024年度から新1万円札の顔となることが決まっている。

 第1話では主演の吉沢は冒頭のシーンで出演したが、ツイッターでは、放送開始早々に「#青天を衝け」がトレンド入り。また、「草なぎ剛が大河に!」「慶喜来た!つよぽんーー!」となど将軍・徳川慶喜を演じる草なぎ剛(46)の登場に歓喜する声が多くみられた。

 初回は渋沢の幼少期がメインで、特に渋沢の子ども時代を演じた小林優仁(9)や将軍・慶喜の幼少期を演じた笠松基生(11)の演技もSNSで絶賛された。

「大河ドラマの初回における子役はとても重要な存在です。のちに登場する大人とかけ離れてはいけないですし、ルックスや演技力への期待値も高い。初回の印象で、その後もドラマを見続けようと思う視聴者も少なくありません」(NHK関係者)

 さらに子役たちのみならず、新たにキャストが発表されるたびにネット上では「イケメン大河再び」「イケメン祭り!」と話題を呼んだ。

 まず、初回の冒頭で栄一と共に徳川慶喜の前に「渋沢栄一でございます!」と叫んで飛び出した従兄の渋沢喜作を演じる高良健吾(33)。喜作は栄一の2歳上で、幼なじみとして育ち、生涯の相棒となる。

次のページ
『おんな城主 直虎』以来のイケメンぞろい