2021年3月23日に解禁されるデミ・ロヴァートのドキュメンタリー・シリーズ『Dancing With the Devil』の予告編が2月17日に公開され、彼女が2018年7月に薬物の過剰摂取で危うく命を落としかけたあとに3回も脳卒中を起こし、心臓発作も起こしていたことが明かされている。
自身が抱えているメンタル・ヘルスなどの問題について、これまでもファンに率直に語ってきた彼女が、ドキュメンタリーを通じてさらに包み隠さず自分をさらけ出していることについて、アーティスト仲間の多くがSNSで支持を表明している。
2月上旬にデミとのデュエット・ソング「What Other People Say」をリリースしたばかりのサム・フィッシャーは、「すごい……君がどれだけのことを切り抜けてきたかを知って、君が毎日どれだけ愛と光を世界に放ち続けているかを近くで見ている者として、君のことを友人と呼べることを光栄に思うし、圧倒されるし刺激されるよデミ。ずっと愛してる」とツイートした。
クリスティーナ・アギレラは、「分かち合えること、オープンでいられること、愛することや弱さを見せることをやめないことは、デミ、あなたの強みであると同時に、私が愛して尊敬する、際限なく才能あふれる女性の資質でもある。ずっと輝いていてねマイ・ラヴ」と綴り、ジョジョはシンプルに、「マイ・ガール。アイ・ラヴ・ユー!」とハートの絵文字付きで投稿している。
予告編を公開したあとに記者団からの質問を受けたデミは、「脳に損傷が残り、今もまだその影響に対処しています。視覚に盲点があるため、運転もしません。読むことも困難でした。多くの影響に対処しました。自分がまた暗い場所に入り込んでしまったらどうなってしまうのか、私が忘れないためにこれらのことがまだ残っているのだと思います。思い出させてくれて感謝しています」と語った。
彼女はまた、ドキュメンタリーに協力してくれたエルトン・ジョンへの感謝の言葉を述べたが、エルトンもTwitterに、「君のことを誇りに思うよデミ、自分の依存症のことや、身体的、情緒的、精神的健康の大切さについて世界にオープンに話したことをね」と投稿している。