高田:いや、「あの声聞いたら、夜眠れない」って言われますよ(笑)。今は僕以外にしゃべり手が十何人、ラジオを入れたら17人ぐらいいます。
林:ときどき違う方がやっていますけど、でもやっぱり、社長がいちばんインパクトありますよ。
高田:今からの課題は、若い人がどうこれを引き継いでいくかですね。僕も還暦を過ぎて、いま64歳ですから、「今年は覚悟の年」と言ってましてね。僕、取材のときに必ず申し上げているんですけど、今年、過去最高益が出なかったら社長をやめることになっているんです。
林:え、そんな……。
高田:それは宣言してますから、全社員それを認識しています。それだけみんな今年2013年はすごい覚悟をもって取り組んでいますよ。若い人には、走りながらバトンタッチしていかなきゃいけない。若者が結集して「ジャパネット」という会社を100年続けさせろ、と号令をかけているんです。
※週刊朝日 2013年5月17日号