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安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて“真実”のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは、4月11日にSKE48を卒業する「松井珠理奈」。10年以上にわたって、松井さんを「推しメン」として応援してきたクロちゃんは、卒業発表をどのように受け止めたのだろうか。ファンだからこそ語れる松井さんの意外な魅力とは? 初めて会話した時の様子やもらったプレゼントの話など、貴重な思い出も明かした。
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4月11日に、珠理奈がSKE48を卒業する。
「とうとうきたか」
卒業が発表された瞬間は、そう思った。
2018年の世界選抜総選挙で1位を獲った時から、いつ卒業してもおかしくはないなとは感じていた。
「総選挙で1位を獲りたい」「階段の一番上に登りたい」って、昔から珠理奈は言っていたし、それがみごと叶ったわけだしね。長年、珠理奈を応援していたからこそ、ある程度覚悟はできていた。1位の速報を見た瞬間は、涙が出るくらいうれしかったのを覚えてるよ。
「SKE48でできることは全てやり切った」
珠理奈は、きっと、そんな風に思えたんじゃないかな。
何年も前から「次は珠理奈が1位を獲るはずだ」って周囲からずっと言われ続けていたし、それでもなかなか獲ることができなくて…。誰にも言えないプレッシャーと戦っていて、ほんとうに大変だったと思う。
ボクが珠理奈の存在を意識し出したのは、AKB48の「大声ダイヤモンド」っていうシングルから。珠理奈は、この曲で、シングル選抜メンバー選出最年少記録を更新した。
当時、珠理奈は11歳で、あっちゃん(前田敦子)とともにセンターを務めた。すごいよね。スーパー小学生だって思った。
でも、当時、珠理奈の活躍をあまりよく思わないファンの人も少なからずいた。ずっとAKB48のファンだった人からしてみれば、突然SKE48ってグループができたこと自体、面白くないって思う人もけっこう多かったんだよね。