「あのときは、見ていられないほど憔悴しきっていたので、食事に連れ出したのです。彼は食べようとするのですが、箸がブルブルとふるえて、お米をつかむことができなかった。放って置いたら、思いつめて最悪の事態になりかねないと思いました」
衰弱する元婚約者の男性を見るに見かねて、代理人を引き受けたのだ、と話す。
元婚約者の男性は、もうすぐ72歳。あと3年ほどしたら後期高齢者の仲間入りだ。かたや、小室さんと眞子さまは、ことし30歳。人生でもっとも充実した時期をむかえる。
兵糧攻め――とまでは言わない。だが時間がたてばたつほど、男性が若さの前に反論する気力も体力もなくなるのは、誰の目にも明らかだ。せめて眞子さまだけでも、終の棲家を失った高齢の男性に、寄り添う内親王であって欲しい。(AERAdot.編集部 永井貴子)