山田美保子・放送作家、コラムニスト
山田美保子・放送作家、コラムニスト
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鼻用の保湿オイル「bien」は、花粉やハウスダスト、PM2.5などの付着を防ぎながら、鼻本来のバリア機能を高めてくれるオイル。はなをかむなどの行為による皮膚の赤みを抑え、鼻水やクシャミなど鼻まわりの不快感をすっきりさせる効果も。さらに6種類の天然植物オイルとビタミンE配合による高い保湿力、抗菌ペプチド「機能性ペプチド」配合により、抗菌作用・効果も期待できる。レイワメディカルラボ株式会社 ビアン ノーズスティック付き15ml 3080円(税込み)
鼻用の保湿オイル「bien」は、花粉やハウスダスト、PM2.5などの付着を防ぎながら、鼻本来のバリア機能を高めてくれるオイル。はなをかむなどの行為による皮膚の赤みを抑え、鼻水やクシャミなど鼻まわりの不快感をすっきりさせる効果も。さらに6種類の天然植物オイルとビタミンE配合による高い保湿力、抗菌ペプチド「機能性ペプチド」配合により、抗菌作用・効果も期待できる。レイワメディカルラボ株式会社 ビアン ノーズスティック付き15ml 3080円(税込み)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は鼻用の保湿オイル「bien(ビアン)」(レイワメディカルラボ)を取り上げる。

【写真】花粉やPM2.5を防ぐ“鼻バリア”オイル

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 テレビ局のメイク室は、基礎化粧品やメイク用品のみならず、サプリメントやドリンク、美容家電に至るまで情報の宝庫。

 局メイクさんは常に最新情報を複数もっていて、年齢によって、その内容がビミョーに異なるというのもたいへん興味深い。

 もちろん、コロナ禍はメイク室とて、仕事に関する会話以外は禁止。「でも美容情報は“仕事に関する会話”ですよね」と互いに言い訳をしつつ、最小限のセンテンスで情報交換をしあっている。

 先日、某局のメイクさんから「今年は花粉症に悩まされずに済んでいる」という話を聞き、思わず前のめりになった。

 そのメイクさんが、ハイシーズンのみならず、鼻をクシュクシュさせているのは私も知っていた。「コロナが流行りだしてからは、どの現場に行っても、まずは『コロナではありません、花粉症なんです』と説明しなければならず、それでも、いい顔はされない」と困り顔で話してくれたことも覚えている。そんな彼女が「今年は花粉症の予防薬を大袈裟ではなく一錠も飲まずに、今日までやって来られています」と言うではないか。

 彼女が今年の2月から使い始めたというのが「bien」という鼻腔内の乾燥を防ぎ、不快なムズムズに働きかける保湿オイルだ。彼女と同じく、ひどい花粉症に毎年悩んでいることで有名な男性アナウンサーにも薦めてみたそうだ。その男性アナが花粉症であることは、共演者なら全員が知っていること。毎年、花粉症が流行し始める前から注射を打ちに行ったり、薬を飲んだりしている。「同様の対策はするけれど」と言いつつ、「bien」も習慣にしたところ、「いいかもしれない」と笑顔で報告に来てくれたそうだ。

 もう一人、まだ花粉症という病名がポピュラーではない頃、耳鼻科で「アレルギー性鼻炎」と診断されて約40年、鼻のムズムズと付き合ってきたという某女性タレントさんにも薦めたというメイクさん。彼女の場合、本人はクシャミをしているのに他人様には咳のように聞こえてしまうという悩みもあり、「コロナ禍では余計に気を遣っていた」という。だが、「bien」を使い始めてから、そのクシャミの回数が明らかに減ったそうだ。

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

週刊朝日  2021年6月11日号