自民党の元復興政務官、安藤裕衆院議員が6月24日、地盤の京都6区支部長の辞表を党本部に提出し、次期衆院選に立候補しないことがわかった。
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2017年の衆院選では小選挙区で当選し、これまで3期を務めてきた安藤氏。突然の自民党支部の支部長辞任の裏に一体、何があったのか。
安藤氏の地元の自民党地方議員は、AERAdot.編集部の取材に「これや」と言いながら、スマートフォンの画面を示した。
そこには安藤氏が2021年3月24日にツイートした<実は、私も離婚調停中です。担当弁護士とともに適切に進めてまいります>と記された文章だった。地方議員は憮然とした表情でこう語った。
「安藤氏が次期衆院に選出れなくなった原因は女性問題や。こんな人を京都6区の代表として国政に送り出せん」
安藤氏自身のプロフィールは<【家族】妻・一男一女の四人家族>となっている。だが、先の地方議員の話や一部で報じられているように、今回の支部長辞任は女性問題が原因だという。
安藤氏の妻は地元ではほとんど顔を知られていなかった。妻は療養中で支援者らの前に姿を見せることがなかったからだ。しかし、安藤氏を初当選から支えた支援者はこう話す。
「安藤氏の妻の存在は非常に重要でした。選挙になれば、支援者らに夫を支えてくれてありがとうございますという内容のメッセージを寄せてくれていた。安藤氏も闘病中の妻に触れて演説していました。プライベートなことなので、細かなことは言いませんが、安藤氏と妻の絆に涙する有権者がたくさんいるほどでした」
しかし、昨年頃から安藤氏は妻に関する演説をしなくなった。
その背景には、女性の影があったというのだ。
「安藤氏に妻以外の女性の影がわかったのは、去年の秋くらいかな。なかなか入手できない、ミュージカルの公演に安藤氏が女性と一緒に行っていたそうだ。たまたま居合わせた知人に『私の妻です』と連れていた女性を紹介した。知人も安藤氏の妻は療養中でミュージカルに来ることができないことは知っていた。妻って誰だとうわさが広がった。そして今年3月のツイートで女性の影が決定的になった」(前出・地方議員)