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7月上旬、梅雨前線は九州付近で活動が活発になり、いつ大雨が降ってもおかしくない気象状態になります。大雨に対して万全な備えをしておきましょう。

1日 大気不安定 猛暑日の所も

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きょうから7月。梅雨前線は九州南岸付近に延びており、九州南部はぐずついた天気になり、きのう30日からきょう1日午前11時までの雨量は鹿児島県屋久島町尾之間では203.0ミリなど200ミリを超える大雨になっています。

九州南部や大分県は、湿った空気の流れ込みで午後も所々で一時雨や雷雨になり、種子島・屋久島地方は昼過ぎまで雷を伴って局地的に激しく降るでしょう。地盤が緩んでいる所があり土砂災害に警戒して下さい。

九州北部は梅雨の晴れ間が広がる所が多く、内陸部では最高気温が35度以上の猛暑日になる所がある見込みです。熱中症に警戒が必要です。

あす 梅雨前線は九州北上

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あす2日は、梅雨前線が九州を次第に北上する見込みです。前線に向かって高温多湿な空気が流れ込むため、各地で大気の状態が不安定となるでしょう。

九州南部は雨で雷を伴い一時激しく降る所がある見込みです。九州北部も夕方から夜は雨が降りやすくなり、雷を伴うがあるでしょう。

週末から来週 大雨に警戒

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3日(土)は梅雨前線はさらに九州の北へ北上し、九州は暖湿空気の流れ込みが強まる見込みです。このため、九州付近は広い範囲で雨が降り、発達した雨雲が発生しやすく大雨になるおそれがあります。

4日(日)以降、来週も梅雨前線は九州の北に位置することが多くなります。梅雨末期の気圧配置になり、前線のわすかな動きで、九州はいつ大雨が降ってもおかしくない気象状態になります。大雨に対して十分な警戒をして下さい。

また高温多湿な空気が流れ込むため、週末から来週はかなり蒸し暑くなります。体調管理にも気をつけましょう。