スポーツ紙デスクは、大坂がうつ病であることを告白した経緯を踏まえ、「聖火最終ランナーを務めない方が良かったのでは」と疑問を呈した。
「聖火の最終ランナーを務めることは名誉なことです。大坂も自身のツイッターで感謝の思いを口にしていたように、大きな意味があると思います。ただ、現役のアスリートに大きな心理的負担がかかるのも事実です。うつ病に悩まされていた大坂ならなおさらです。組織委員会はもう少し配慮が必要だったのではないでしょうか」
思い描いた結果を残せず、最も悔しい思いをしているのは大坂だろう。テニス人生はまだまだ続く。ファンは待っている。うつ病を乗り越え、躍動感あふれるプレーを取り戻してほしい。(梅宮昌宗)