心を揺さぶられたのは選手だけではない。SNS、ネット上では「勝負は紙一重で井上監督になってから明らかに日本の柔道は変わりました。強い日本の柔道が帰って来ました。そして選手と一緒に涙を流せる指導者なんてそうはいないし、井上監督の自責の涙と向選手の悔し涙が団体戦で歓喜の涙に変わってくれることを祈って応援します!


(原文ママ)」、「選手が誤解されないようにフォローし、自分が責任をかぶって涙を流す。指導者のみならず、こんなリーダーが日本にどれだけいるだろうか。特に国民の感情を逆なですることばかりして、自分の発言に責任を持たない政治家は見習ってほしい(原文ママ)」などのコメントが。

 29日に100キロ級のウルフ・アロン、あす30日に100キロ超級の原沢久喜が出場し、最終日の31日に今大会から初導入の男女混合団体戦が行われる。畳の上の選手と共に、井上監督も金メダル獲得に全身全霊を注ぐ。(安西憲春)

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