9月1日、秋篠宮家眞子さま婚約内定者の小室圭さんが年内結婚の見通しであると、唐突に報じられた。

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テレビのコメンテーターは、「お幸せに」の祝福コメントを並べ立てているが、そもそも婚約延期の原因となった小室家と元婚約者の金銭トラブルが、「なかったこと」にされていないだろうか。

「解決金に進展はありません。このまま支払われず、なし崩し的に『なかったことにされるのでは』、という不安は、当然あります」

 そう話すのは、小室さんの母、佳代さんの元婚約者の代理人だ。

 小室圭さんの代理人をつとめる上芝直史弁護士が、都内で記者会見を開き「解決金をお渡しする形で、この問題を終了したい」と話したのが4月12日。
 もうすぐ5カ月が経過するタイミングで、眞子さまと小室さんの年内結婚が報じられた。

 だが、解決金の問題は何も進展していないという。婚約者の代理人は、こう話す。

「解決金の件で進展は何もありません。元婚約者は、当初から佳代さんの口からきちんとした説明を聞きたいと話しています。会いたくなければ、文書でもいい。しかし、小室さんサイドの弁護士は、『伝えておきます』と言うだけで、こちらに何の連絡もありません。われわれは、待つしかない立場です」

 この代理人は、9月1日の早朝に「年内結婚」のニュースを見た。朝の5時だったがすぐに、元婚約者へ「報道を受けてコメントを出す意思があるのか」と連絡をした。返事はまだない来ていない。

「元婚約者は、いまも小室君を息子のように大事に思っています。彼の幸せを祈る気持ちは変わらないだろうとは思います」

 2018(平成30)年の誕生日会見で、秋篠宮さまは「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況にならなければ、私たちはいわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」と明言した。
 
 しかし昨年の誕生日では、「結婚を認める」と発言し、金銭トラブルに対する小室さんの姿勢について、「対応を全くしていないかと言えばそんなことはないと思います」と、かなりトーンダウンしている。

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「異例」ではなく「異常」な事態にある皇室