今季から投手キャプテンに就任し、救援の柱として期待された岩貞祐太も不安定な投球内容で期待に応えられていない。4勝0敗12ホールド、防御率4.66。及川雅貴がセットアッパーとして活躍したことでその役割を奪われた。
「先発の頭数を見ると、青柳晃洋、秋山拓巳、ガンケル、高橋遥人、伊藤将司とそろっているので、西勇が絶対的エースと言えなくなってきている。藤浪はいつまでも期待の若手と言われる時期は過ぎている。先発、中継ぎ共に結果を出せないとなると使いどころがない。岩貞も同じことが言えます。持っている球は一級品ですが好調が持続しない。若い力が台頭するという事は、結果が出せなかった『中堅組』は危機であることを意味します」(スポーツ紙デスク)
西、岩貞は共に30歳、藤浪は27歳。プロ野球選手として脂が乗り切る時期だけに、意地を見せてほしい。(桜庭嘉男)