菅田将暉、小松菜奈双方のTwitterに菅田の直筆のコメントを掲載した。ラジオリスナーからは「もう少し細いペンはなかったのか?」のツッコミも(菅田将暉公式Twitterより)

 最近の共演結婚と言えば、「逃げ恥婚」と言われた星野源と新垣結衣。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で共演してゴールインしたが、この2人と比較し、菅田・小松カップルで岡野さんがやや気になるのが年齢。

 「新垣結衣さんは33歳で星野源さんは40歳で、色々な人を見てから『この人』と決めたのだと思いました。菅田さんと小松さんの結婚のニュースを知った時、率直な感想は『若いな、せめてあと2年後とかでもいいのでは?』。菅田さんが28歳、小松さんが25歳で、特に菅田さんは映画もドラマも音楽もという超売れっ子。30代前半までにさらに仕事を充実させて成熟してからの結婚でもいいのではと思ってしまった。その点は気になった一方で、菅田さんはもう少し仕事をしてから結婚ではなく、結婚してから安心して仕事に励むことを選んだのは純粋で真面目だからなのだと思います」

 強固な結びつきからスタートする共演結婚は長続きすると岡野さんは言うが、東出昌大・杏のような例もある。

 「東出さんの場合は大失敗例で(笑)。東出さんは俳優として『プロ化』していなかったのだと思う。俳優としてプロフェッショナルだったならば、共演するたびに恋愛はしない。好きという感情が湧いても、そこはプロ。それが、東出さんは共演した唐田えりかさんの方に走ってしまった。余計なお世話ですが、菅田さんはまだ若いし、俳優としてこれからもっと成熟していく段階だからこそ色々な共演を経験しても、『東出二世』というか『東出化』はいけない」

 菅田将暉は結婚発表から8時間後、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン』の生放送冒頭約20分間を使い結婚を報告。「いままでは役の人生に向き合ってきたが自分の人生に向き合うきっかけになった。そのきっかけを作ってくれた小松さんには感謝しています」と語った。その言葉に揺るぎはなかった――。(AERAdot.編集部太田裕子)

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