俳優の菅田将暉(28)と小松菜奈(25)が11月15日、結婚したことを発表した。これまで、映画で3度も共演したことのある2人。『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年)、『溺れるナイフ』(2016年)、そして『糸』(2020年)で、交際がスタートしたのは、『糸』の撮影中、2019年の秋頃だったという。「共演結婚は長続きする」という夫婦問題研究家の岡野あつこさんにその理由を聞いた。
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「恋愛対象の人物と出会いの少ない職業の人たちだし、菅田将暉さんと小松菜奈さんは2人とも人気者だからプライベートの時間も少ないはず。ましてやコロナ禍だから人と接する機会も少ない。今回の結婚は、最初の映画共演の時から、菅田将暉さんの一目惚れだったとも報じられていましたが、コロナで精神的にストレスフルな生活の中で幸せな家庭を築きたかったのかもしれません」
そう話す岡野さんが、共演からの結婚が長続きする大きなポイントは周囲の説得。
「この2人の何がすごいかと言えば、それぞれの所属事務所を説得できたこと。人気も実力もある芸能人同士で、双方の事務所を説得するのは大変だったのではないでしょうか? 事務所から結婚を許してもらえたというのは、28歳と25歳という若い2人なのに純粋にすごいと思います。周囲をきちんと説得できるほどの相当しっかりとした考えを持って、結婚をスタートさせるので長続きすると言えます」
また、「菅田将暉さんの方から好きになっている」のもキーとなる点と指摘する。
「山本耕史さんと堀北真希さんの共演カップルは、山本耕史さんが堀北真希さんを大好きだったそうです。元々大好きというところから共演してしまうと他が見えなくなってしまうのでは? 昔で言うと石原裕次郎さんと北原三枝さん(笑)。石原裕次郎さんは映画で共演する前から北原さんの大ファンだったそうです。男性の側から大好きになってしまうと、年齢や事務所、その他、どんな大きな障壁があってもゴールインに突き進んでしまうのでしょう」