さらには、前述したように、内親王と女王というご身位の違いによって、ティアラの金額も異なる。
「眞子さんの結婚のタイミングは、ギリギリまで読めませんでした。加えて、同じ内親王でも、天皇家の娘である愛子さまと、皇嗣家の眞子さんと佳子さまでは立場も異なる。同じ皇女である清子さんのティアラが格という点でも、相応しかったのでしょう」(皇室の事情に詳しい人物)
異例続きとなったのは、ティアラだけではない。
女性皇族、特に内親王は、二十歳の成年を迎えた際と結婚して皇籍を離れる際に会見を開き、記者の質疑に答えるのが恒例だった。
いまのところ、愛子さまの記者会見は、日程が決まっていない。成年の会見は、その成長を国民が感じる大切な機会でもある。
眞子さんが皇室を離れたいま、愛子さまへの期待は、高まっている。
(AERAdot.編集部 永井貴子)