杉原:グラドルの仕事では男性ファンのほうが多いですが、補正下着は女性がメインで買ってくださる。私が慣れ親しんだ投資の世界についても、同じ女性の方々にもっと興味を持ってもらえたらと思って、ここ数年で大流行のYouTubeもはじめました。
テスタ:僕もなんとなくYouTubeをはじめましたが、もうアップ回数が減ってる(笑)。動画に限らず、投資でも何でも、はやっているからはじめる人、多いですよね。株の場合、すでにはやっている株を買って利益を得るためには、さらにものすごい量のお金が入ってこないと難しいんですけど。
■シャインマスカットみたいに株を買う
杉原:でも、流行してる株はいったん下がりはじめると……。
テスタ:そう、恐怖や不安を感じてすぐ売って、そこで投資をやめる人も多い。本当は大暴落のあとで買ったほうが勝率はずっといいんですけどね。大暴落は狙えないから、少し下がったところで買うとか、工夫はできます。シャインマスカットみたいに。
杉原:えっ、シャインマスカット? 唐突すぎる(笑)。
テスタ:シャインマスカットって、毎年、出はじめは高いじゃないですか。でも「値段が1000円切ったら買う」「800円になったら買う」などの基準が人それぞれあるはず。つまり下がったら買う、っていう心の準備はしてるわけですよね。気になる銘柄があったら自分なりに調べて「いくらまで下がったら挑戦」とか、堅実に株式投資をするのもいいと思うんです。
■米国株は2~3億円で放置したまま
編集部:最近は米国株が流行しています。テスタさんは買っていますか?
テスタ:日本に何か一大事があったときのために、アマゾンやディズニーなど、絶対につぶれなさそうな米国株を10銘柄くらい持ってます。たいした金額じゃないです。資産全体の1割にもいかない量、2億~3億円。値動きも含み益も全く見ていません。
杉原:「たいした金額じゃないです、2億~3億円」、言ってみたい(笑)。