
ザ・ワイルドワンズだけでなく、1960年代から活躍し続けるGSのスターたちは続々とSNSやYouTubeチャンネルの開設に乗り出している。
ブルーコメッツでは、リードギターの三原綱木さんが当時のエピソードトークを中心に動画を公開。またキーボードの小田啓義さんはこれまで手がけた作品を紹介したり、再アレンジしたりした動画を公開。その他、ザ・タイガースのドラマーである瞳みのるさんやギタリストの森本タローさん、ザ・ゴールデン・カップスのミッキー吉野さんもそれぞれがYouTubeを活用し、さまざまなコンテンツを提供している。
またTwitterでは、ザ・スパイダースの井上順さんが2020年からフォトエッセイ風の“ハッピーになれる投稿”を展開し、フォロワー5万人超を獲得する大反響という。
インターネットのサービスを駆使して、たくさんの「お楽しみ」を届けてくれるザ・ワイルドワンズや懐かしいGSの面々。昭和から平成、そして令和へと活動していく彼らからまだまだ目が離せない。
<プロフィル>
しま・えいじ/1947年10月24日、世田谷区生まれ鎌倉育ち。1966年からザ・ワイルドワンズのベース・ギター担当として活動。1990年代からはソロ活動も目立ち、加山雄三&ハイパーランチャーズではバンドリーダーを務め、ギターを担当。現在は計5ユニットを並行しながら積極的にライブ公演を行う。2020年には、YouTubeで「島英二のKOBOちゃんねる」を開設し、自身のユニットの映像や音源を公開している。直近では、ワイルドワンズのライブが、ケネディハウス銀座にて2021年12月23日と24日に有観客(満席)+配信で行われる。また、島がリーダーを務めるユニット、島英二とCoconuts Men’s Clubのライブが、銀座TACTにて2021年12月30日に有観客のみで行われる。
Go! Go! ワイルドワンズ!
https://55wildones.jp
(本誌・山下めぐ)
※週刊朝日オンライン限定記事