※写真はイメージです (GettyImages)
※写真はイメージです (GettyImages)
この記事の写真をすべて見る

 エッセイ集『カニカマ人生論』(清水ミチコ、幻冬舎 1540円・税込み)の書評をお届けする。

*  *  *

 モノマネタレント「清水ミチコ」ができるまでを綴ったエッセイ集。子供時代から現在まで、それぞれの話が面白く、よくこんなに細かく覚えているなあと感心させられる。

 渋谷ジァン・ジァンでの初舞台を客席で観ていた永六輔に「キミみたいにレパートリーに対して辛辣なモノマネってのは、歴代いなかった」と認められ、各方面に宣伝してもらった逸話がいい。

 本当は、人の目を気にしてしまうくらい小心という。しかし舞台では動じることなく、ときに毒まで放てるのはどうしてか?

「強心臓と弱神経」というエッセイでこう明かす。緊張する場面になると「怖くないフリ」だけに集中する。フリというのも一種のモノマネ。そういうマネを重ねているうちに就職の面接やいきなりのスピーチなど、どんな場面でも応用がきくようになるという。マネしてみる?(朝山実)

週刊朝日  2022年11月11日号

暮らしとモノ班 for promotion
防犯・災害対策の準備はいかが?最大50%オフのAmazonの安全・セキュリティグッズ売れ筋ランキング