台風22号　フィリピン直撃後　強い勢力で南シナ海へ

台風22号(ライ)は、きのう12月16日フィリピンを通過。17日12時現在、フィリピン・ミンダナオ島の西にある、スル海を西に進んでいます。今後は南シナ海を北上し、22日には熱帯低気圧に変わる見込みです。日本への影響はない見込みです。

台風22号　一時猛烈な勢力まで発達

12月13日(月)に発生した台風22号は、きのう16日一時、中心気圧915hPa、中心付近の最大風速55m/sの猛烈な勢力に発達し、フィリピンを直撃。その後はやや勢力を落とし、12月17日12時現在、中心気圧955hPa、中心付近の最大風速40m/sと強い勢力で、フィリピンの西にあるスル海を西に進んでいます。

今後、19日頃から北寄りに向きを変え、週明けには勢力を弱めながら南シナ海を北上し、22日には熱帯低気圧に変わる予想です。

日本への影響はない見込みです。

台風の発生数(平年)

台風の発生は8月と9月がピークですが、南の海の海面水温は一年を通して高く、12月でも平年で1.0個発生します。1年間の台風の発生数は平年では25.1個で、今年はいまのところ平年より少なくなっています。