攻撃的なタレントとしては、やはり金子拓郎(札幌)の“今後”に期待したい。1997年7月30日生まれの24歳。前橋育英高から日大を経て札幌入りした左利きのアタッカー。実質2年目(2019年には強化指定選手としてリーグ戦6試合に出場)の2020シーズン途中からレギュラーの座を掴むと、今季は開幕戦でいきなり2得点を決めると、その後も好パフォーマンスを続け、リーグ戦38試合出場で7得点2アシストを記録。自身の最大の武器であるドリブルで幾度となくチャンスを作り、深く鋭い切り返しで対峙したDFを無力化。得意の「右45度」からの鋭いシュートでゴールネットを揺らした。他チームからの警戒が高まるであろう来季も活躍できれば、日本代表での活躍も見てみたい。

 さらに今季はレンタル先でリーグ戦32試合に出場したFW宮代大聖(徳島)も期待したい一人だ。2000年5月26日生まれの21歳。川崎の下部組織で育ち、高校3年時にプロ契約を結んだ逸材。世代別代表でも主力として働き、U-17W杯、U-20W杯の両方に出場してゴールも決めた。トップ昇格後は、常勝軍団の中で出番を増やせなかったが、2020年にはリーグ戦16試合に出場。そして徳島に期限付き移籍した今季はリーグ戦32試合に出場して7得点をマークした。若い選手、特にストライカーにとっては、試合に出てゴールネットを揺らすことが何よりの成長の糧になる。来季の所属先も含めて注目したい若手タレントだ。

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