トライアウトには参加せず、各球団の獲得オファーを待ったがまだ朗報は届いていない。

「救援陣のやりくりに苦しんだDeNAや阪神は興味を示すかと思われたが、越年になるとなかなか厳しくなる。今後は春季キャンプのテスト入団、シーズン途中で故障者が出た球団が獲得する場合に備えてトレーニングを続ける選択肢がありますが、先が見えない中でどれだけ待ち続けられるか」(スポーツ紙記者)

 過去には鳥谷敬が38歳の19年限りで阪神を退団すると所属先が決まらないまま越年。2月の春季キャンプ中も去就が未定の状況が続いたが、3月10日にロッテが獲得を発表したケースがあった。

 牧田は「まだやれる」という思いがあるだけに、簡単に諦められないだろう。今後の決断が注目される。(牧忠則)

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