マライア・キャリー、自身初の児童書『The Christmas Princess』を出版へ
マライア・キャリー、自身初の児童書『The Christmas Princess』を出版へ
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 現地時間2022年1月12日、マライア・キャリーが自身初となる児童書『The Christmas Princess』を出版することを発表した。

 マライアは、今作の表紙画像をインスタグラムに投稿すると、「“The Christmas Princess”は、ホリデー好きなすべての年代の人々のためのおとぎ話です!(主人公の)リトル・マライアは、自らのビジョンを信じる私の内なる子供を表していて、彼女は全ての子供たち、特にアウトサイダーや“アザーズ”だと感じ、自分自身を信じようと努力している子たちの代表です」と説明し、「自分の幼少期の葛藤を不思議と果てしない希望に満ちたモダンなおとぎ話の定番に変身させることには力づけられました」と綴った。

 マライアが2020年に出版した自伝『The Meaning of Mariah Carey』でもタッグを組んだ作家ミカエラ・アンジェラ・デイヴィスが、今作の共同著者となっており、Fuuji Takashiがオリジナルのイラストを提供する。発売日は決定していないが、今年の秋にヘンリー・ホルト・ブックス・フォー・ヤング・アダルツによって出版される。

 マライアは米ピープル誌との最新インタビューで、「ここ1年半、多くの人々が厳しい現実にさらされてきましたので、逃避できるような魔法の国を作ってもいいのではないかと思いました」と話し、「“The Christmas Princess”は、私が自叙伝“The Meaning of Mariah Carey”を発表したのと同じ必要性から生まれましたー自分の中の小さな女の子を解放することです」と述べた。

 『The Christmas Princess』の全貌が明らかになるのは今年のクリスマス・シーズンとなるが、マライアにとって昨年末のホリデー・シーズンも大盛り上がりとなった。彼女の代表曲の一つである「恋人たちのクリスマス」は3年連続で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を獲得し、Spotifyでの再生回数が10億を突破した同曲は、2022年初のNo.1曲にもなった。さらに2作目となるホリデー特番『マライア・キャリー:今年もマジカルクリスマス』がApple TV+にて配信となり、米マクドナルドではホリデー向けの“マライア・メニュー”がクリスマスへ向けた12日間に提供されていた。