東海地方は、この先、曇りや雨の日が多く、すっきりしないでしょう。特に、13日(金)頃は、前線や低気圧の影響で、雨量が多くなる所がある見込みです。レインコートや長靴、傘など雨具の新調が、まだなご家庭では、早めに準備を済ませておくとよさそうです。
しばらく 曇りや雨の日が続く
東海地方は、きょう9日は朝からすっきりせず、昼前から所々で雨が降りだしました。15時現在、東海地方の広い範囲に雨雲がかかっています。
今夜も、広い範囲で雨が降り続き、特に、沿岸の地域ほど、雨雲がかかりやすいでしょう。雨が止むのは、名古屋市内では夜のはじめ頃となりそうです。沿岸の地域ほど雨が残りますが、日付が変わる頃から次第に止んでくる所が多くなる見込みです。
そして、あす10日以降は、しばらく曇りや雨の日が多く、すっきりしないでしょう。
11日(水)も、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨が降る時間がある見込みです。
12日(木)以降は、本州付近に前線が延びてきて、停滞する見込みです。また、前線上を低気圧が東へ進み、暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。13日(金)頃は、前線や低気圧の影響で、東海地方には発達した雨雲がかかる見通しです。
また、雨が降る時間は、12日(木)の夜遅くから14日(土)の日中にかけてで、長い時間降り、雨量が多くなる可能性があります。最新の情報に注意して下さい。
雨の強さと降り方
本格的な雨のシーズンを前に、どのくらいの雨が降るとどのような状況が起きるか、頭に入れておきましょう。
天気予報では雨の強さを「やや強い雨」、「強い雨」、「激しい雨」、「非常に激しい雨」、「猛烈な雨」の5段階に分けて表現しています。例えば、「激しい雨」とは、1時間に30ミリ以上50ミリ未満の雨で、バケツをひっくり返したように降り、道路が一気に川のようになってしまうような降り方です。これらの言葉を天気予報で聞いた場合は、雨の降り方に注意して下さい。また、このような降り方の雨に遭遇してしまった場合は、雨雲レーダーで自分のいる場所の雨の状況を確認したり、最新の気象情報を取得するようにしましょう。
2週間天気:17日(火)~22日(日)
2週間天気後半は、晴れる日が多く、気温が平年を大きく上回る日もあるでしょう。
20日(金)の最高気温は、名古屋で27度、21日(土)は、更に気温が上がって、名古屋で29度の予想です。名古屋市など平地でも、30度近くまで上がるため、内陸部ではもっと高くなりそうです。急に暑くなるため、熱中症に気をつけましょう。
また、30度近くまで気温が上がると、朝晩との気温差が大きくなります。服装で上手に調節して、体調を崩さないように気をつけて下さい。