日本気象協会が5月19日に発表した2022年梅雨入り予想によると、関東甲信の梅雨入りは6月4日ごろです。関東甲信では梅雨入り前、局地的に雨雲が発生する日があるでしょう。来週後半は広く雨が降る見込みです。
関東甲信 5月21日~27日 日が差す日も天気急変に注意 来週後半は雨
関東甲信は、21日(土)から24日(火)にかけて、上空の寒気の影響で、気温が上がる午後を中心に局地的に雨雲が発生しやすい見込みです。日が差していても、急に雨や雷雨になる所があるでしょう。空模様の変化にお気をつけください。21日(土)は、日本の南に停滞する前線が、一時的に北上して、広く雲に覆われる可能性もあります。22日(日)にかけて、関東南部に前線の雨雲がかかることもあるでしょう。予報には、大きな幅がありますので、最新の気象情報をご確認ください。
25日(水)から27日(金)ごろにかけて、日本の南に停滞する梅雨前線は、次第に北上するでしょう。本州付近まで北上するか、今のところの資料では、予報に幅がありますが、関東甲信も雲が広がりやすくなり、前線の雨雲がかかる可能性もあります。前線が本州付近まで北上することがなくても、27日(金)ごろを中心に、関東付近は東から湿った空気が流れ込み、広く雨が降るでしょう。
関東甲信 5月28日~6月2日 前線は本州の南に停滞しやすい
5月28日(土)から6月に入る頃にかけて、前線は、本州の南に停滞しやすいでしょう。前線の南北の動きによっては、関東甲信にも前線の雨雲がかかる可能性もあります。
関東甲信の梅雨入り 6月4日ごろの予想
6月に入ると、当初の予想ほどではない資料もありますが、順調に太平洋高気圧は北への張り出しを強める見込みです。梅雨前線は本州付近まで北上するでしょう。
日本気象協会が、5月19日に発表した2022年梅雨入り予想によると、関東甲信の梅雨入りは6月4日ごろです。予報はまだ難しいですが、関東甲信が梅雨入りするころから6月中旬にかけて、関東甲信付近の降水量は平年より多いと予想している資料もあります。
大雨への備えを
本格的な雨の季節が近づいています。大雨に備えておくとよさそうです。
側溝の掃除など、家の周りの、水はけをよくしておくとよいでしょう。万が一に備えて、ハザードマップを確認して、家の周辺で浸水の可能性がある場所や、土砂災害(崖崩れ・土石流・地すべりなど)の危険性の高い場所を把握してください。避難場所(指定緊急避難場所)や避難経路を確認しておきましょう。避難場所は災害の種類によって異なります。非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認してください。