ジャスティン・ビーバー、体調不良によりツアー中断
ジャスティン・ビーバー、体調不良によりツアー中断
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 現地時間2022年6月7日、ジャスティン・ビーバーがインスタグラム・ストーリーを更新し、体調不良により同日開催予定だった【ジャスティス・ワールド・ツアー】のカナダ・トロント公演を含む直近の公演を延期することを発表した。なお、延期となる公演の振替日程は未定となっている。

 ジャスティンは、投稿で「この言葉を書いていることが信じられない。体調を回復させるためにあらゆることを試したが、悪化していく一方だ」と綴った。また、ドクター・ストップにより直近の複数の公演を延期することになると書かれていたが、それ以上の詳細は明かされなかった。

 トロントのスコシアバンク・アリーナでの2公演を経て、ジャスティンは米ワシントンD.C.で1公演、そしてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで2公演行う予定だった。これらの公演が影響を受けるかは現時点では不明だ。

 マネージャーのスクーター・ブラウンがリポストしたストーリーには「親愛なるファンのみなさんへ、僕は休んで身体を治します」というジャスティンのメッセージも含まれていた。

 【ジャスティス・ワールド・ツアー】は、もともと【チェンジズ・ワールド・ツアー】として2020年の夏に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により2021年、そして2022年へと延期されてきた。また、米ラスベガスでの2公演もジャスティンの新型コロナ陽性診断により延期となっていた。トロント公演のチケットを保持しているファンはツイッターにコンサートが3度も延期されたことに対する不満を投稿するなど、混乱した様子が伺える。

 今回の【ジャスティス・ワールド・ツアー】は『チェンジズ』と『ジャスティス』という米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を記録した2作のアルバムを引っさげてのツアーとなっている。この2作からは、ダニエル・シーザーとギヴィオンが参加した「ピーチズ」を含む6曲が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でトップ10入りしている。