次の日。よし子は恥ずかしがるリチャードに膝枕をし、家族の面前で思いっきりイチャついている。父はそんな二人を受け入れられない様子だが、母は「二人の愛の力のおかげで泥棒を退治できたんだから、結婚を認めてあげましょう」と口添えしてくれる。「よし子は平成4年4月5日[※445、つまりよし子]に生まれてきたんや……」と、娘の思い出に浸りはじめる父。ここで、よし子が実は30歳だったという「エグい設定」(佐野)が明るみに出るが、ひとまずそれは置いておいて、一同は父に結婚を頼み込む。
リチャード:お父さん、僕はよし子さんを幸せにすると誓います。だから娘さんを僕にください。
よし子:よし子からもお願いします。
せーちゃん:パパ、お願い。
ぎゅっと横並びで土下座する3人。泥棒も「なんか知らんけど、俺からもお願いします」とちゃっかり乱入し、せーちゃんとよし子の背中に乗って頭を下げる。「じゃあ私も入るわ」と、今度は母がよし子とリチャ―ドに乗っかるも、下から「うぉっ……」という声が漏れる。
よし子:けっこうお母さんがすごいのよ?
せーちゃん:あっ、あー!!! 背骨が折れそう。
泥棒:僕、左足浮いてます![※母の体重も支えるよし子の負担を軽くするためだが、その分せーちゃんに重みが加わる]
どうにか5人がピラミッド状に組み上がった“立体的土下座”が完成したところで、ついに「わかった!」と父が折れ、結婚を認めてくれることに。みな大喜びするなか、泥棒がある「お願い」を切り出す。