レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、約1億3千万円のライブ収益を寄付
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、約1億3千万円のライブ収益を寄付
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 現地時間2022年8月15日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(RATM)が、米ニューヨークで行った5公演の収益の一部を慈善団体へ寄付することを発表した。

 バンドはインスタグラムに投稿した声明で「マディソン・スクエア・ガーデンの5公演でファンが購入したチャリティー・チケットによって、100,000ドル(約1億3千万円)が集まった」と発表し「これらの資金はImmigrant Defence Projectに加え、WhyHunger経由で米NYのNeighbors TogetherとThe Campaign Against Hungerへと寄付される」と説明した。

 政治的主張が強いことで知られているRATMはかねてから様々な運動を支持してきた。6月には、女性が中絶を選択することを保護してきた「ロー対ウェイド裁判」の判決を覆す最高裁の判決を受け、米ウィスコンシン州とイリノイ州のリプロダクティブ・ライツ(生殖権)団体に475,000ドル(約6,400万円)を寄付している。

 RATMはフロントマンのザック・デ・ラ・ロッチャが脚を負傷したため、予定されていた英国・欧州ツアーをキャンセルし、その後、マディソン・スクエア・ガーデンで5公演を開催した。キャンセルとなった13公演の中には、英国の【レディング&リーズ・フェスティバル】でのパフォーマンスも含まれていた。彼らのツアーは、2023年2月の米ニューメキシコ州ラスクルーセス公演から再開する。

 ザックがシカゴ公演で脚を負傷する以外にも今回の再結成ツアーでハプニングが起きている。カナダ・トロント公演ではトム・モレロが「キリング・イン・ザ・ネーム」の演奏中にセキュリティ・スタッフになぎ倒されるという事態が発生した。

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