ポスト・マローン、“刺さるような痛み”を理由にコンサートを延期
ポスト・マローン、“刺さるような痛み”を理由にコンサートを延期
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 現地時間2022年9月24日、ポスト・マローンが身体の痛みを訴え、米ボストンで予定していた公演の開催を延期した。

 自身のSNSでポストは「ボストン、みんなのことは最高に愛している。ツアー中、いつも大体午後4時くらいに起きるんだけど、今日は身体の右側から”バキバキ”というような音がして目が覚めたんだ。昨晩はすごく心地よかったのに、今はまるで違う感覚だ。今は呼吸するのも一苦労で、動いたり、息をすると刺さるような痛みがある」と説明した。

 「今病院にいるんだけど、この痛みでは今晩のライブは開催できない。本当に申し訳ない。今日のチケットはどれも今調整中の振替公演で有効になる。繰り返しになるけど、本当に申し訳ない。みんな愛しているよ。本当に最悪な気分だけど、埋め合わせをすることを約束する。ボストン、愛してるよ。近々会おう。本当にごめん」とポストは想いを綴った。

 会場のTDガーデンも、公式ツイッターにて公演が「想定外の事態により延期」となることを知らせている。

 ポストは先週、セントルイスで開催されたコンサート中にステージ上の開いていた落とし戸に落ちてしまい、パフォーマンスを一時中断している。その時についてポストはSNSに動画を投稿して説明した。「ショーでアコースティック・パートを行う時はいつも、ギターをギター・スタンドにおいて、それが下に降りて行くようになっています」とこの短い動画で語り、「大きな穴が開いた状態で、そこを回るように歩いていましたが、角を曲がったところで転倒してしまいました。かなり痛かったです」と続けた。

 病院に運ばれたものの、異常がなかったことを報告した彼は、「痛み止めの薬も処方されたので、これでツアーを続けられます」と述べていた。ただ、ポストは骨折こそしていないものの、肋骨にあざができていたとマネージャーは語っている。

 また、ポストは数日後に「穴よ、クソくらえ」というキャプションとともに、ステージの落とし戸に対して中指を立てているライブ写真をインスタグラムに投稿している。