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北陸地方は、この先1ヵ月も、気温は平年より高い傾向です。また湿った空気が流れ込みやすくさわやかな秋晴れは少なくなりそうです。

この先も暖かい空気が流れ込んで1か月平均では気温は高め

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今朝の北陸地方はこの時期としては強い寒気の影響で多くの地点でこの秋一番の冷え込みとなり、関山(新潟)で8.0度、三井(石川)で9.1度、大野(福井)で9.4度など10度を下回った所もありました。

日中の最高気温は新潟で17.6度と平年より5度も低く、富山や金沢、福井でも平年より低い10月下旬並みとなりました。この先1か月、気温は高めの予想ですが、短期的な気温の変動には十分注意して下さい。

1か月で気温は平年より高く降水量は平年並 その一言では語り尽くせない日々の変動 2021年10月の事例

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昨年2021年10月の北陸地方は、1か月では平均気温は平年より高く、降水量は平年並みとなりました。ただ、短期スパンの5日毎の平均気温平年差や降水量平年比で見ると、ともに平年よりかなり高い(多い)カテゴリーや平年よりかなり低い(少ない)カテゴリーとなる期間があり、大きな変動がありました。

気温の変化が平年値から大きく離れると体調を崩しやすくなります。最新の天気予報や服装指数を参考にして下さい。

来週以降 台風の動向に注意 対流活動が再び活発となる可能性

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気象庁は台風の中心が新潟県、富山県、石川県、福井県のいずれかの気象官署等から300km以内に入った場合を「北陸地方に接近した台風」としています。10月に北陸地方に接近した台風の数に関して、1951年からの統計では、2011年~2020年までの10年間で8個と過去最多となっています。長期的な変化は分かりませんが、近年はやや増える傾向にあるとも言えそうです。

現在、南の海上に台風や熱帯低気圧は発生していませんが、来週以降、対流活動が再び活発となる可能性があります。10月中旬頃までは、台風への備えを怠りないようにして下さい。

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