10月も下旬になり、紅葉前線は北日本から次第に南下。関東甲信では、山沿いを中心に見頃を迎えています。また、西日本でも、標高の高い所で色づき始めています。東京都心など、都市部の見頃は11月後半からですが、緑の木々の中、一部、赤や黄色に色づいています。遠出をしなくても、近場で散歩がてら小さい秋を見つけるのも良さそうです。
北日本は平地で見頃 東・西日本は山沿いで紅葉
10月も下旬になり、紅葉の見頃エリアが北日本から次第に東日本や西日本へ南下してきました。
北海道や東北北部では、平地でも見頃の所が出てきています。関東では日光のいろは坂、谷川岳、草津など山沿いで、今が一番の見頃となっています。
また、西日本でも鳥取県の大山や長崎県の雲仙仁田峠などで色づき始めるなど、本格的なシーズンが近づいてきています。
都市部でも一部 赤や黄色に
今月13日(木)に日本気象協会から発表された紅葉見頃予想(第2回)によると、都心周辺は11月後半や12月に入ってから見頃を迎える所が多くなりそうです。
ただ、都心周辺でも、既に少し黄色がかったイチョウや、赤く色づいている紅葉(もみじ)などが見られます。本格的な見頃はまだでも、近場の色づきの早い木を探してみるのもいいかもしれません。
こちらは、きょう23日(日)の昼前、横浜市磯子区からの様子です。秋晴れが広がる空のもと、赤や黄色に色づいた木々が見られます。
小さい秋 見つけた
こちらは、きょう23日(日)昼前、東京都江東区の様子です。都心周辺でも、一部、色づきはじめています。
遠出をしなくても、散歩がてら近所で小さい秋をみつけるのも良さそうです。
この先の天気・気温は?
きょう23日(日)は、本州付近を寒冷前線が南下。この前線が南下したあと、寒気が流れ込みます。
あす24日(月)は、西高東低の冬型の気圧配置に。北海道は雨で、標高の高い山や峠は雪の所も。局地的に降り方が強まるため、峠を越える車は、冬装備を万全に行いましょう。本州の日本海側は曇りや雨。太平洋側は晴れる所が多いですが、北風が冷たいでしょう。
あさって25日(火)は、北陸~山陰は雨。関東も冷たい雨で、東京都心の最高気温は13℃と、12月上旬並みの予想です。最低気温も8℃と一桁の見込みです。
木々の紅葉は、最低気温が10℃以下の日が多くなると始まります。気温10℃以下は、暖房がほしいくらいの寒さです。
今度の週末は、全国的に晴れる所が多く、紅葉狩り日和となりそうです。ただ、紅葉が見頃のところは、朝晩は5℃前後の冷え込みとなり、暖房が必要な寒さです。
気温と服装 これみて安心
この時期は、日中は上着なしで快適に過ごせても、朝晩は暖房がほしいくらいの寒さに。
上図は気温と服装の目安です。気温が20℃を下回るとシャツにカーディガンを重ね着すると快適に。15℃を下回るとセーター、10℃くらいになるとトレンチコートが活躍します。さらに10℃を下回るようになるとコートが必要になります。
季節の変わり目で、気温差の大きな時期です。体調管理にご注意ください。