ポール・マッカートニー/リンゴ・スターら出演、アビー・ロード・スタジオのドキュメンタリーの予告編公開
ポール・マッカートニー/リンゴ・スターら出演、アビー・ロード・スタジオのドキュメンタリーの予告編公開
この記事の写真をすべて見る

 ポール・マッカートニーの娘であるメアリー・マッカートニーが監督を手掛けるアビー・ロード・スタジオをテーマにしたドキュメンタリー『If These Walls Could Sing』の予告編が2022年11月14日に公開となった。

 映像には父のポールを始め、リンゴ・スター、エルトン・ジョン、ノエル・ギャラガー、ナイル・ロジャースや、映画『スター・ウォーズ』シリーズを創り上げたジョージ・ルーカスなど錚々たるスターたちが登場している。

 「このように歴史に包まれた場所に踏み入れると、ある意味聖域のように感じる。人々はここに来たがる。アビー・ロードの音が欲しいんだ」と予告編の冒頭でエルトン・ジョンが語っている。本作はアビー・ロード・スタジオの90周年を記念し、12月16日にディズニープラスで配信される。今回の映像で、53歳のメアリー・マッカートニーは、アビー・ロードが「物心がついた頃から自分の人生の一部」だったと話し、赤ちゃんの頃にスタジオの床でブランケットで横になっている写真が紹介されている。

 予告編ではポール・マッカートニーがアビー・ロードの部屋が持つ特別な空気感について語っている映像も多く使用されている。メアリーが同スタジオでレコーディングされたクラシック、ポップ、アフロビート、ブルース等の多彩なジャンルをリストアップしている音声と共に、ポールが自身にとって思い出深いピアノを演奏するシーンも登場する。

 ノエル・ギャラガーは自身のレコード・コレクションの“大半”の作品がアビー・ロードでレコーディングされていると話している。また、ジョージ・ルーカスとジョン・ウィリアムズは同スタジオを“音楽への贈り物”と形容した。彼らが『スター・ウォーズ』のアイコニックな楽曲たちの多くを当時顧客不足で苦しんでいたアビー・ロードでレコーディングしたのもその考えが所以となっている。

 メアリーは映画について「アビー・ロードの90周年だと聞いて数々の記憶が蘇りました。幼い頃からアビー・ロードをよく訪れていましたし、まるで家族のようです。このドキュメンタリーを監督するにあたって、この場所にまつわる無数の物語や今まで知られていなかった歴史が日の目を見られるようにするのは自然なことでした」と米ローリング・ストーン誌に語っている。

 『If These Walls Could Sing』には、他にもリアム・ギャラガー、セレステ、ロジャー・ウォーターズ等のインタビューが含まれている。

暮らしとモノ班 for promotion
台風シーズン目前、水害・地震など天災に備えよう!仮設・簡易トイレのおすすめ14選