向こう1か月は、気温はほぼ平年並みで、降水量は多く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。
1週目(11月26日~12月2日) 道北は根雪が始まる所が
今日(24日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。29日頃までは気温が平年並みか高く、かなり高い日もある見込みです。明日(25日)日中は晴れ間がありますが、夜は道北の一部で雨が降り、雷を伴うことがあるでしょう。26日と29日は各地で雨が降り、雨足の強まることがありそうです。風が強まり、横なぐりの雨になり、荒れた天気となる恐れがあります。道北などでは雪の降る所もあるでしょう。30日以降は寒気が強まる影響で北部を中心に雪が降り、ふぶく所がある見込みです。北部では平地でも積雪状態となりそうです。そのまま春まで雪がとけず、根雪になる可能性もあるでしょう。シーズン初めは雪道の運転に不慣れなため、車間距離を十分にとるなど注意をして下さい。
2週目(12月3日~9日) つるつる滑る路面凍結に注意
冬型の気圧配置が強く、寒気の影響を受ける見込みです。日本海側とオホーツク海側では平年に比べて曇りや雨、雪の降る日が多いでしょう。5日頃にかけては、日本海側では大雪となる恐れがあります。札幌でも根雪になる可能性があるでしょう。気温は平年より低いですが、日中はまだプラスの気温となる日もあるため、雪が解けて夜に凍結することもありそうです。つるつる路面による交通障害や転倒事故に注意して下さい。太平洋側では晴れる日が多いですが、朝晩は冷え込みが強まり、日中も日ざしの割に寒いでしょう。
3~4週目(12月10日~23日) 湿った重たい雪に
日本海側やオホーツク海側は平年と同様に曇りや雪、雨の降る日が多いでしょう。気温は平年並みで経過するため、降る雪は湿った重たい雪となりそうです。除雪をする際は、腰を痛めたりしないようにして下さい。また、外出する際は、雪で濡れたりしないよう、折りたたみの傘があると安心です。太平洋側では晴れる日が多い見込みです。