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関東近郊のスキー場の週末の天気を解説します。今週末は、晴れてスキー日和になるスキー場が多くなるでしょう。ただ、週明けからは今季最強レベルの寒波が予想されていて、各スキー場でも大雪が予想されています。最新の天気を常に確認し、無理な行動は控えるようにお願いします。

今週末 スキー日和の所多い

21日(土)は、北日本を中心に冬型の気圧配置が続く見込みです。苗場スキー場などの新潟エリアのスキー場では、雪が降るでしょう。風も強く、視界が悪くなる可能性もあります。
関東や長野のスキー場は晴れる所が多く、スキー日和となるでしょう。ただ、北よりの風が吹きますので、滑走の際は十分にお気を付けください。

22日(日)は、関東付近は高気圧に覆われますが、東シナ海に延びる前線上の低気圧が徐々に本州へ近づいてくるでしょう。関東近郊のスキー場では、晴れや曇りの所が多く、スキー日和の所が多くなりますが、次第に天気は下り坂です。最新の天気予報を常に確認するようにしていください。

週明けからは強烈寒波 無理な行動は控えて

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週明けは、強い寒気が日本付近に流れ込む予想となっています。
平地でも大雪となる目安の上空5500メートル付近でマイナス36度以下の寒気が、北日本から北陸地方にまでかかる予想です。北日本から西日本の日本海側の地域を中心に大雪となるおそれがあります。

今日午前11時には、新潟地方気象台や北陸地方整備局などが共同で、大雪に関する緊急発表を行いました。北陸地方では、来週火曜日から木曜日ごろにかけて大雪となる見通しで、社会経済活動のみならず、人命にも影響を及ぼす可能性があり、また、雪を伴った強風、暴風や高波に注意・警戒が呼び掛けられています。

大雪により道路での立往生が発生するおそれがあります。不要不急の外出は控え、車での移動する場合は、広域迂回などルートの変更も検討してください。

雪道運転 万が一に備えて

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。