エド・シーラン、『ホビット』シリーズのロケ地で即興の弾き語りを披露
エド・シーラン、『ホビット』シリーズのロケ地で即興の弾き語りを披露

 エド・シーランが、現在【マセマティスクス・ツアー】で訪れているニュージーランドの公演の合間を縫って、ピーター・ジャクソン監督のヒット映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作とその過去を描く続編『ホビット』シリーズに登場する野外映画セット、ホビトンを訪れた。

 TikTokで流れている映像では、ロケ地ツアーの最終スポット、ザ・グリーン・ドラゴン・インで、エドが即興で『ホビット 竜に奪われた王国』の主題歌「アイ・シー・ファイア」をアコースティック・ギターの弾き語りで披露している。

 ロケ地ツアーのアカウントは、「今夜のグリーン・ドラゴン・インには思いがけないお客様がいらっしゃいました」と、この映像に添えている。ニュージーランド北島のワイカトにあるこの映画セットは、フロド、サムワイズをはじめ、たくさんの小人たちが暮らした村として多くの人々に知られており、毎年何千人もの観光客が訪れる。

 彼はまた、オークランドにあるKowhai IntermediateとManurewa Intermediateの2校に立ち寄り、サプライズでパフォーマンスを披露した。

 エドの【セマティスクス・ツアー】のニュージーランド公演は、2023年2月11日にオークランドのイーデン・パークで閉幕する。その後、Frontier Touringがプロデュースするオーストラリアのスタジアム・ツアーが、2月17日のサンコープ・スタジアム公演を皮切りに開幕する。

 エドは、この地域ではツアー界の巨人だ。2017年のオーストラリアでの【ディバイド・ツアー】で100万枚以上のチケットを売り上げ、1980年代にダイアー・ストレイツが作った1回のツアーの歴代記録を塗り替えた。彼のこの地域でのツアーは、3月12日にパースのオプタス・スタジアムで終了する予定だ。