あす13日(月)は南岸低気圧の影響で広く雨。その後、強い寒気が南下する予想。激しい寒暖差に加えて、本格飛散を迎える花粉にも注意。
13日(月)~19日(日):雨のあと寒の戻り
あす13日(月)は、南岸低気圧の影響で、九州から関東は午前を中心に雨が降るでしょう。10日(金)も本州の南岸を低気圧が通過し、関東甲信は大雪となりましたが、あすは寒気の流れ込みが弱く、雪が降るのは山沿いが中心となる見込みです。
低気圧通過後、15日(水)にかけて冬型の気圧配置に変わり、上空には強い寒気が流れ込むでしょう。上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地で降れば雪になる目安)の冷たい空気が本州をすっぽりと覆う見込みです。日本海側は広い範囲で雪が降り、北日本を中心にふぶくでしょう。大雪になるおそれがあります。晴れる太平洋側も気温が上がりません。週末の暖かさから一転して、真冬のような寒さになりそうです。
18日(土)と19日(日)は気圧の谷や湿った空気の影響を受けるでしょう。西から次第に雨や雪の範囲が広がり、19日(日)は関東でも雨が降りそうです。極端な冷え込みはなく、九州から東北はこの時期としては気温が高めでしょう。
20日(月)~25日(土):短い周期で天気変化
20日(月)は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。22日(水)にかけて、北海道から北陸は雪が降り、風が強まりそうです。北陸の平野部は、はじめ雨の所も次第に雪に変わるでしょう。太平洋側は、おおむね晴れる見込みです。
23日(木・天皇誕生日)以降も、日本海側は雪や雨が降りやすいでしょう。太平洋側は雲が増えて、25日(土)は西日本を中心に雨が降りそうです。
この期間も寒暖差が大きく、週の半ばはグッと寒くなるでしょう。また九州から関東では、本格的な花粉シーズンに。これまであまり症状が出ていない方も、花粉による症状が強くなる可能性があります。対策をしっかりしてください。
花粉が飛びやすい条件
花粉が飛びやすい条件は、「晴れて気温が高い日」「空気が乾燥して風が強い日」「雨あがりの翌日や気温の高い日が2~3日続いた後」です。
今シーズンのスギ花粉飛散のピークは、福岡で2月下旬から3月上旬、高松や広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬になるでしょう。金沢、東京、仙台では3月上旬から下旬の予想です。
これからが本格的な花粉シーズンになるため、メガネや帽子などでしっかり対策をしてお出かけください。