きょう27日は、日中は広く晴れて、紫外線が強まるでしょう。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぎます。
紫外線が強まる 対策を
きょう27日は、西から高気圧に覆われる見込みです。九州から関東は朝から日差しがたっぷりと届くでしょう。北陸や東北は日本海側を中心に朝まで雨の降る所がありますが、日中は天気が回復し、おおむね晴れる見込みです。北海道も青空が広がるでしょう。
広く紫外線が強まりそうです。九州や四国は所々で紫外線が「非常に強い」でしょう。中国、四国から東北にかけては広く「強い」予想です。清々しい陽気ですが、紫外線対策はしっかりとなさってください。北海道は「やや強い」予想で、軽めの対策をしておくと安心です。
紫外線が強いのはいつ?
紫外線は、季節や時刻、緯度によっても、量が大きく変わってきます。
① 同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど、紫外線の量が強まります。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは、6月から8月の夏の時期です。
② 1日のうちで一番紫外線が強い時間は、正午頃をはさむ数時間です。夏の午前10時~午後2時には、1日のおよそ70%の紫外線が降り注ぎます。
③ また、緯度によっても、紫外線の強さは異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。年間の紫外線量は、沖縄と北海道では、2倍程度の違いがみられます。
紫外線の浴びすぎを防ぐには?
紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。
① 長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。
② 洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。
③ 紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。