この記事の写真をすべて見る

 初の冠番組に、全28公演の有観客アリーナツアー、24時間テレビのMC──。2021年、国民的アイドルグループへの階段を、さらに駆け上がったKing & Prince。各々が多忙を極めるなか、5人で語り合うひとときには笑顔が咲き、互いへのリスペクトとねぎらいが滲む。

【写真】King & Princeが飾った週刊朝日の表紙はこちら

*  *  *

──2021年、グループとしてのビッグイベントに、2年ぶりの有観客ライブがありました。

岸:鳥肌立ったのが忘れられないです。こうしてライブができることは当たり前じゃないんだって、ありがたかった。

平野:僕は想像力豊かなので、無観客でもカメラの奥に見てくれている人がいると思ってやってたんです。でもお客さんがいるとやっぱすごいなって改めてわかりました。一体感というか、そこにいてくれるだけでやる意味があるというか。

永瀬:これが本来のライブだよなって。テンションが上がりました。

高橋:演出をしてくれたジン(神宮寺)が組んだセットリストも、魅せるパートがたくさんあって楽しかった。

神宮寺:もうわが子みたいな感じだからね。ツアー後は、もう成人しちゃったみたいな感覚になって悲しかったです。

高橋:今回の演出の打ち込み具合はすごかったもんね。みんなが帰った後にスタッフさんと打ち合わせして、みんなが入る前日に会場に行って照明とか確認して。

神宮寺:0から1を生み出すことって本当に難しい。メンバーにもやんややんや言ってもらいながら形にしました。じつは今回コンサートのストーリーを書くうえでインスパイアされた映画があるんですけど、言いません。まだバレてないので(笑)。

──そのライブ「King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~」のBlu-ray&DVDが1月12日に発売されますが、推しポイントは?

平野:個人的に「Namae Oshiete」好きだったよ。映像から僕たちが出てきたみたいな3D感のある演出なんですよ。“貞子システム”、好きだったな。

神宮寺:楽しめると思います、DVDは。ライブを見に来られなかったという方もいらっしゃると思うので、本編をぜひ見ていただいて。

次のページ