日本ハムで担当記者をしていたスポーツ紙記者はこう語る。

「新庄監督が新ユニホームのデザインに関わっていると思っていたファンが多かったので、期待値のハードルが上がってしまった部分もある。後はロゴが変わったことで見慣れない部分があると思います。確かに色はちょっと気になりましたね。同じパリーグで西武、セリーグでDeNA、中日と青がチームカラーのチームが多い。インパクトには正直欠けるかなと。でも新庄監督がコメントした通り、チームが強くなればユニホームもカッコよく感じられる。シーズンに入ったらファンの評価が変わる可能性は十分にあるでしょう」

 日本ハムの22年のチームスローガンが「ファンは宝物」に決定したことも発表された。新型コロナウイルスの感染拡大で今年の観客入場は現時点で不透明な状況だが、感染が収束して入場制限がなくなれば、満員に埋め尽くされた札幌ドームでファンがこのユニホームを身にまとい、スタンドで応援する光景が見られるかもしれない。ユニホームの評価を変えられるかは、「新庄ファイターズ」の戦いぶりにもかかっている。(安西憲春)

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