オミクロン株が芸能界でも猛威を振るっている。オードリー春日に続き若林、ピコ太郎の古坂大魔王、オリラジ藤森、霜降り明星の2人、バイきんぐ小峠英二、千原ジュニアとお笑い界だけでなくKAT―TUNの亀梨和也、女優の佐々木希、深田恭子、吉岡里帆、タレントの小島瑠璃子、みちょぱ……と感染報告が日常に。そんな状況に、お笑い芸人のカンニング竹山さんは、2つの「感染」を懸念している。
【写真】「憎っくきコロナだよね」という言葉を残しこの女優は帰らぬ人に…
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オミクロン株の感染は僕の周りももちろん出ています。前のデルタ株の時と全然違っていて、「あぁ、あの人はコロナで休んでんだ」とか身近にたくさん聞くようになりました。
ただ、まだ緊急事態宣言ではないからか、思ったよりも感染対策への大きな変化はないですけど、それぞれが徹底してやっています。アクリル板はいつも通りあるし、スタジオに入れる人数が制限されていたり、できる対策は続けています。僕も出演しているABEMAの「ABEMAprime」は本社ビルの1階のサテライトスタジオから放送で、2時間の本番中に何回かバーってドアを開けられて換気をするんです。
女性の出演者で収録でノースリーブを着られる方もいますが、「ABEMAprime」の現場は換気で寒いのでそれはムリですね(笑)。感染学の先生からのアドバイスで、換気は感染対策に有効ということで、もうずっと1年以上前からその方法で換気をやっています。
オミクロン株で感染者が急拡大している状況に対して、何か意見を求められるなら、1つ言えるのは「もうわからない」ってことですね。正直言うと、自分が出演する番組とかでコメントするのもイヤなくらい。コメントを求められても、僕は専門家じゃないだろっていうのもある。
コロナに関しては、いろんな専門家の人がテレビに出てきてるけど、それに文句言っている専門家も出てきていている。文句言い出しても何も始まらないなと思うんだけど……。たしかに、専門家と言っても、ウイルス学の先生も出てくれば、感染症の先生もいて、最近は気管支炎の先生も出てきている。医師のコメントと言うとテレビを見ている人は耳を傾けるけど、医者や先生でもいろいろあるからね。