だが、この動画が配信されると思わぬ事態に。ネット上では、「金持ちケンカせずとは本当によく言ったものです。なぜそのイライラをわざわざみんなに公表しなければならないのか?そんなこと普通に社会にいたら味わうことだよね」。「バカにされた悔しさは本人しかわからないものだけど、収入で人間の勝ち負けの話になると残念。芸能人だろうが、ユーチューバーだろうが年収が高かろうが、安かろうが人の価値はそんなもので決まらない。収入で勝ち負けを覚えてしまうと自分の間違いがあっても、勝ち組としての発言、人になってしまうので気をつけてほしい」などヒカルに批判が殺到する事態となった。
「ヒカルは頭の回転が速くYouTubeの企画力、演者としての振る舞いなどトップユーチューバーとして実力が抜きん出ていることは間違いありません。ただ今回は馬鹿にされた芸人より自分の方が金を稼いでいるという話を持ち出して怒りをぶちまけたのがまずかった。お金を稼ぐことだけが優秀かどうかを測る尺度ではないですから」(スポーツ紙芸能担当記者)
YouTubeで成功を収めているヒカルはテレビ進出にも意欲を見せている。1月14日に配信したYouTube動画で、「テレビで有名になりたいというよりも、広告として使いたいという気持ちが芽生えとって。テレビに出ることでしか手に入らない層があって、いい出方をすれば月に1回でも相当話題性もあると思うし」とテレビ出演の意図を説明。
「テレビで通用する可能性が俺にはあると思っていて。トークもある程度いけるし、ユーチューバーとしても有名だし、実業家としての実績もあるから。爆弾発言と炎上もオッケーやからさ」と自信を口にしている。
ヒカルが「馬鹿にされた芸人」と共演が実現するのは自身のYouTubeチャンネルか、それともテレビの世界か――。今後の動向が注目される。(竹下嘉男)