「濃厚なファンの中には納得できない人もいるみたいです。ジュリーは昔から『ファニーフェースが好き』と公言してるので、おそらく松さんはど真ん中で好みのタイプ。なにか特別な感情がないかとハラハラしちゃうんでしょうね。正直、ジュリーに全然恋愛感情のない私でも『自分でオファーしたんじゃね?』と勘ぐりましたし(笑)」
そう言われれば今回公開された松のビジュアルには沢田の妻、田中裕子の若かりしころに少し共通した色気を感じる。
「『大阪物語』(1999年)の時もそうだけど、ジュリーは出演して楽しかった作品のことはライブで積極的に宣伝するんですよ。今回の『土を喰らう十二ヵ月』についても料理のシーンのこととか楽しそうにしゃべってたので、楽しく仕事できたんじゃないかなと思います」(前出の女性ファン)
昨年ひさびさに主演した「キネマの神様」であらためて俳優としての技量が注目されている沢田。ファンの心をざわつかせる“25歳年下恋人”の存在をいいスパイスにして、今作もきっとおいしい作品に仕上げているに違いない。
(中将タカノリ)
※週刊朝日