都内の一般企業で勤務する30代男性は3年前に「適応障害」と診断されている。

「現在は日常生活に支障がなく、リモートワークで仕事をしていますが、電車に乗る時は今でも少し緊張します。急に不安になって体が動かない時がありますし、この病気に完治はないと思います。木下さんは適応障害、パニック障害、不安障害、神経症、躁鬱を発症したということで、つらい思いを多くしてきたと思います。心配なのは多くの人の目にさらされるYouTubeなどSNSで発信していることです。ファンだけでなく、アンチからの書き込みもあるので心に大きな負担がかかると思います。穏やかな環境に身を置くことが症状を改善する上で有効なのでその点が心配です」

 ネット上では、「私も鬱・適応障害になって5年はたつ。いまだに薬も飲んで、定期的に通院して受診してる。『治った』って思ってもほんとに唐突に再発して何度も苦しんでる。一生付き合ってくものなんだなって思いながら日々生活してる。本当に『パニック障害・神経症・適応障害・躁鬱』なら、芸能界からも離れて、治療に専念してほしい。こんなに抱えてるなら、いくら2年経ってても生活してるだけでもかなりしんどい。処方されてる薬も沢山あるだろうし副作用もツラいと思う。自分のためにもお子さんのためにもゆっくりした方がいいと思う」というコメントが。

「木下さんは動画の再生数にこだわらず自然体でやることを宣言しましたが、視聴者の反応は当然気になるでしょう。サービス精神が強いのでまた試行錯誤して心を消耗する可能性もある。YouTube動画は更新頻度を決めず緩やかにやった方が良いと思います」(スポーツ紙芸能担当記者)

「ネオ優樹菜」が背負い込みすぎて、心身のバランスを崩さないことを願うばかりだ。(西川秀之)

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