同じUFCでは関東学院大学工学部卒業で同大学院終了の水垣偉弥がインテリファイターとして思い浮かび、岡田からは東京理科大で大学院博士号を取得しているパラエストラ小岩の大内敬代表、北大出身でTRIBE TOKYO MMAの後藤丈治、先日新たにGLADIATORバンタム級王者となった神田T800周一(筑波大出身)の名が挙げられた。海外では数学教師だったリッチ・フランクリン、マンチェスター大学で博士号を取得したロジー・セクストンといった選手もいる。
岡田自身は勉強で得た修得法、客観視を活用して格闘技のキャリアを築いていった。同じ視点と思考を持つ平良は今週末に日延べされたUFCデビュー戦を勝利で飾ることができるか。(文/長谷川亮)
●プロフィール
長谷川亮/1977年、東京都出身。「ゴング格闘技」 編集部を経て2005年よりフリーのライターに。 格闘技を中心に取材を続けている。 そのほか映画関連やコラムの執筆、ドキュメンタリー映画『 琉球シネマパラダイス』(2017)『沖縄工芸パラダイス』(2019)の監督、格闘技・プロレスのインタビューチャンネル『 青コーナー』の運営も。