ベルシステム24が提供する「頭痛―る」の画面。「痛みノート」という記録機能も備えている(画像=同社提供)
ベルシステム24が提供する「頭痛―る」の画面。「痛みノート」という記録機能も備えている(画像=同社提供)

「利用者に話を聞くと、頭痛の原因がわかって気が楽になったという声のほか、予測を見て、仕事や遊びの予定を決めるといった声もあります。例えば、フレックスで働ける人は、翌日の午後に頭痛がきそうだとわかると、午前中に仕事を済ませるように予定を組んでいるようです」(アプリ担当者)

 アプリには「痛みノート」として、痛みの程度や服薬を記録する機能も備えている。頭痛で通院している人だけでなく、診察する医師にも重宝されているという。

「医師は、患者に頭痛の頻度や程度、どんな薬を飲んだのかなどを問診します。その際に患者の記憶だけでなく、アプリの記録を見て判断することができるため、診察時のコミュニケーションツールとしても役立っています」(同)

 子どもやパートナー、ペットの体調管理に利用する人もいるようなので、身近で症状がある場合はアプリ利用を検討するのもいいだろう。

 ただ、注意点もある。ひどい頭痛が長引く場合は、天気や気圧のせいではないかもしれない。慢性的な症状がある場合は、きちんと医師に相談することを心がけてほしい。(AERA dot.編集部・岩下明日香)

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