また、「どちらとも言えない」と回答では、小室さんが「一般人」であることが評価を保留する大きな理由として挙げられていた。

「そもそも小室さんだけが説明する必要があるのか疑問に思います。小室さんはあくまで私人で公人は皇族である眞子内親王です。私人である小室さんが説明した以上、公人である眞子内親王及び親である秋篠宮さまが会見等で説明する機会を設けるべきだと思います」(20代・女性)

眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社
眞子さまと小室圭さん(c)朝日新聞社

 立場を理解しつつも、複雑な気持ちを抱いているのも確か。

「皇族であれば公人なので説明しなければならないが、一般人ならば金銭トラブルを世間に公表する義務はない。つまり、金銭問題の説明は、皇族としてやっていくのであれば必要。だが、お2人を私は皇族としては認めたくない気持ちがある」(50代・女性)

 このように、小室さんの文書は多くの人には理解しがたく、受け入れられてはいないようにみえる。河西氏も「説明責任を果たしているとは思えない」と話す。

「文書はとても事細かく書かれていますが、『あなたたちが勝手に誤解した』『自分は悪くない』といった思いが透けて見えます。あれは自己弁護の書であって、国民の納得を得られないのも当然です」
 
 文書は「おわりに」として、<いろいろな事情があったのだということを理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです>と小室さんが国民に理解を求める言葉で締めくくっていた。これを受けた回答を最後に紹介しておこう。

「『一人でも理解して…』と結んでいたが、国民のほとんどの祝福が得られないことだろう。結婚云々より、まず、就職して、自立せよ。一般人でも、当たり前。まして、お相手は皇室だぞ」(70代・男性)

 2人を祝福できる日はいつになるのか。
 
>>【下:「眞子さまが小室さんとの結婚を強行すれば、秋篠宮家への不信感が増す」 皇室緊急アンケート2万8641件の声】に続く

(AERAdot.編集部/岩下明日香、飯塚大和)