気温が上がってくる春は、体温調節がしやすく、さらっと着こなせるシャツが人気です。ただ、一言にシャツといってもいろいろな種類があり、着こなしのバリエーションも豊富なので、どうやって着ればいいのか悩んでいる方も少なくありません。
そこで今回は、春らしいシャツの着こなし方をレディース・メンズ別にご紹介します。
【レディース編】春らしいシャツの着こなし方
女性向けの春らしいシャツの着こなしポイントを3つご紹介します。
■1. シャツ単体で着るときはオーバーサイズでゆるふわに!
シャツを単体で着る場合は、春の柔らかな雰囲気に合うよう、オーバーサイズでゆったり着用するのがおすすめです。上2つくらいのボタンを開けて鎖骨やネックレスをチラ見せしたり、袖をロールアップして手首を出したりすると、オーバーサイズのシャツもスッキリ着こなせます。トップスがルーズなぶん、ボトムスはスキニーパンツなど、タイトなシルエットのものを選ぶのがポイントです。
■2. ボリュームのあるボトムスと合わせるときはタックインがおすすめ
春はふんわり広がるスカートやワイドパンツが人気ですが、シャツと合わせるときは裾をタックインして、トップスはスッキリまとめるのがおすすめです。ウエストがきゅっと引き締まって見えますし、ハイウエストのボトムスなら脚長効果も期待できます。
■3. 春の着回しにおすすめのシャツワンピース
着丈の長いシャツワンピースは、その日の気分やコーディネートに合わせて自由にアレンジできる着回し力抜群のアイテムです。そのまま1枚でワンピースとして着ても良いですし、Tシャツやカットソーの上から羽織るライトアウターとして活用することもできます。ベルトでウエストマークすれば、チュニックのように着こなすことも可能です。
【メンズ編】春らしいシャツの着こなし方
続いて、男性が春らしいシャツを着こなすポイントを3つご紹介します。
■1. 白シャツで春らしい明るさをプラス
景色がだんだんと色づいてくる春には、ファッションでも明るい色を取り入れたいところです。男性は女性に比べて、明るい色の服を着ることに抵抗を感じる方も多いのですが、オーソドックスな白シャツなら、おしゃれ初心者の人でも無理なく着こなせます。そのまま1枚で着てもいいですし、ニットなどのインナーとして着用すると、ボトムスとの切り替えで自然なグラデーションを演出することができます。
■2. 手首を見せてスタイルアップ
シャツを着ても何だか垢抜けない…と悩んでいる方は、袖をまくって手首を出してみましょう。袖をおろした時よりも軽快な印象になりますし、ルーズな着こなしがほどよい抜け感をプラスしてくれます。気温の高い日は、手首だけでなく、パンツをロールアップして足首を見せるのもおすすめです。
■3. きれいめスタイルに仕上げたいのならジャケットやブルゾンと合わせる
きれいめスタイルにまとめたいときは、かっちり着たシャツの上に、ジャケットやブルゾンを羽織るのがポイントです。ベーシックなジャケット・ブルゾンと合わせることで、シンプルながら清潔感のあるきれいなスタイルに仕上がります。より大人の雰囲気を出したいのなら、レザージャケットと合わせてシックなイメージにまとめましょう。
シャツは季節に合わせた生地選びが大切
シャツは春に限らず、オールシーズン使える便利なアイテムですが、快適&おしゃれに着こなすには、季節ごとに生地を変えるのが理想です。ここでは、春にぴったりのシャツの生地と、その特徴を3つご紹介します。
■1. コットン生地
コットンは吸水性・通気性の良い素材なので、気温が上がってくる春に最適な素材です。同じコットン素材のシャツでも、織り方によってさまざまな種類に分けられますが、中でもシワになりにくく、吸湿性の良いオックスフォードシャツは春シャツの定番として人気を集めています。コットン生地は肌触りもよいので、1枚で着たり、インナーとして着用したりするときにおすすめです。
■2. リネン生地
亜麻を原料としたリネン生地は、コットン同様、吸水性と通気性に長けているところが特徴です。着心地もさらっとしているので、一日中快適に過ごすことができます。
■3. ポリエステル生地
弾力性に優れ、型崩れしにくいポリエステルは、日常使いしやすいシャツ生地のひとつです。速乾性もあるので、汗をかいた時もべたつきにくいところがポイントです。
シャツを上手に着こなして春らしいファッションを演出しよう
インナーとしてもアウターとしても活用できるシャツは、着回し力が高く、春ファッションにぜひ取り入れたいアイテムのひとつです。気温が高い日はシャツ1枚、朝晩の冷えが気になるときはインナーやライトアウターとして活用するなど、幅広いシーンで活躍します。その日の天気や気温に合わせて、上手にコーディネートしてみましょう。
シャツの着こなしに迷ったときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」の服装指数をチェックするのがおすすめです。お出かけ前にその日の天気や予想気温、服装指数をチェックして、服選びに役立ててみましょう。